どうも、ADHDとASPのハーフ&ハーフ
管理人です
この記事では私の性格特性の一部である『ADHD』について話を体験談などを交えてします
「専門的な解説」や「症状」、「治し方」などについては
「お医者様ではございませんからできません」悪しからず…
私が伝えたいことは以下です
- ADHDってどんな感じなのか
- ADHDだと気付いた経緯
- ADHDの活かし方
- ADHDで傷付いた時の対処法
いろいろと悩みましたが、私の体験談と考え方について記載していきます
もしかしたら、自分がADHDかもしれないと悩んでいる人の助けになればと思います
今回はADHD特集の初回なので「ADHDってどんな感じなのか」をまとめようと思います
私について知りたい方はコチラからどうぞ
ADHDとは
ADHDとは注意欠如・多動性障害のこと
Attention(注意) deficit(欠陥) hyperactivity(多動性) disorder(障害)
不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)
といった症状が見られる障害のようです
大人の有病率は日本で「3~5%」のようです
2021年の人口推計は1億2557万人なので、約370~620万人ほどいるみたいです
50人のクラスや社員に1人いるくらいですかね
ADHDだと気付いた背景
小学生の頃から気になってはいました
本格的にADHDと診察されたのは28歳の頃です
大学の頃から「変わった性格してるな」と周囲からは言われ続けていました
当時は特に気にすることなかったです
寧ろ、少し特別感があって嬉しかったくらいです
就職して3回転職してゲームクリエイターをしている時に
自分がADHDの疑いがあることに気付きました
・データを扱う仕事で何度もケアレスミスを犯す
・過度に集中できる時もあるが気が散ってスグに集中力が途切れる
・うっかり忘れものをする
・順序立てて物事の優先度を決められない
・机の上は整理しても一週間でガチャガチャ
・貧乏ゆすりが多い
当時のゲーム開発メンバーにはご迷惑をおかけしました
本当に申し訳ないです
きっかけは「マンガでわかる心療内科」のWeb版で「ADHD編」を読んだ時です
症状の内容が9つ全て当てはまっていたので、
「あー…これはADHDだな」と即日受診
後日の結果:ADHDにもれなくASPも併発していることが判明
ASPについては別の記事を作ります
ADHDは中度と診断されています
AD(注意欠如)傾向 診断基準
Webマンガに載っていた判断基準は以下でした
1.人の話をきちんと聞けない
2.指示に従えず、宿題や業務をうまく進められない
3.細かい注意ができず、ケアレスミスをしやすい
4.注意を持続することが難しい
5.外部からの刺激で、注意散漫となりやすい
6.課題や活動を、計画立てて整理することができない
7.継続的に行う作業ができない
8.仕事などで、やるべきことを忘れがちである
9.日常生活で、色々と忘れてしまう
今見てもやはり全部当てはまってますね…
マンガでは『はしさき』がわかりやすい例題にしていました
「は」…話を聞けない
「し」…集中できない
「さ」…先延ばしをしてしまう
「き」…記憶できない
ちなみに、上記9問の質問に対して「5つ」が「はい」になったら
AD傾向がある診断されるようです
さらに、日常生活にADHDが原因で困っている場合は治療を受けた方がいいとのこと
私は全問「はい」に当てはまります
日常生活に困っているかというと対策すれば、大丈夫と考えています
ちなみに詳しく知りたい方は参考サイトを貼っておきます
自分も透明人間になりたい。 ◆ 解説 というわけで、ADHD編、まずは「AD」についてです。 今回の話をまとめますと、 …
ADHDのエピソード①「は」…話を聞けない
結果として「人の話を聞けない」ことはままあります
しかし、人の話を聞こうとすればしっかり理解できるし、
理解するのも比較的早い方だと思っています
私の経験から「人の話を聞けない」ことの理由は以下があると考えています
・相手の話がつまらない
・相手の話を先読みしてしまい、最後まで聞く価値を無くしている
・相手の話を聞くより、他に気になることがある
・相手の話を聞いて、キーワードから連想に熱中してしまっている
・相手の話を聞いて、違う発想を思いつき、考えをまとめることに熱中している
なぜこのように人の話に集中できないかを考えたところ
ADHDの「想像力が豊か」と「過度の集中」という特徴が発動して
「話を聞く」→「他のことを考える」に移行しやすいのかと思います
※研究結果がある訳ではなく、私の経験と考察から上記のように話しています
ADHDのエピソード②「し」…集中できない
結果として「集中できない」ことはかなり多いと思います
人は継続的に集中して90分が限界のようです
私の場合10分ほどで集中が途切れてしまうことが多いです
私の経験から「集中できない」ことの理由は以下があると考えています
・興味の持てない作業をしている
・他に興味のあること・やりたいことが頭の中にあるため、意識が分散してしまう
・周囲の「匂い」「音」「光」「話」に意識が奪われて、作業が御座なりになってしまう
・進めている作業に飽きがくるため
個人的には集中したいと思っています
けれど、集中できない環境に身を置いていると集中することは困難です
『人の話し声がうるさい教室で勉強』
『お菓子の食べる音が聞こえるオフィスで仕事』
『強烈な匂いがする人の近くで勉強or仕事』
こういう状況って割とあると思います
一般の人でも嫌がる状況に加えてADHDはさらに集中できません
そのため、集中できる環境を自分で作り出す必要があります
会社から制限されているなら、直談判するか別の方法を考えないといけないです
ADHDのエピソード③「さ」…先延ばしにしてしまう
「先延ばしにする」これはかなりの頻度で発生します
学校の課題、メールへの返信、後片付け…etc
思い返せば夏休みの宿題は必ず最後にやっていましたね
私の経験から「先延ばしにしてしまう」理由は以下だと思います
・緊急度と重要度を理解できていない
・目先の興味に意識が先行してしまい、億劫になっている
・やらないといけないことを頭で認識していることで、やる気が削がれている
私の場合、目の前の興味はとても強く意識を奪われてしまいます
「タイムマシンの活用方法5選」「過去に戻る方法3選」「人類最強の豆鉄砲、その威力は?」
仕事中に上記のような記事を見つけてしまえば、気になると思います
少なくとも私は仕事そっちのけで見てしまいますね
ADHDはクリエイティブな発想に優れているらしく、
常に色々な想像や思考を自動的にしてしまうと思います
そのため、目先に興味に気を取られて集中し、
疲れて先ほどの作業を後回しにしてしまうのかと思います
「明日やろう!は馬鹿野郎!」なんて言葉がありますが、
明日よりも今を真剣に生きているため、重要なことでも持ち越してしまうのもしれません
ADHDのエピソード④「き」…記憶できない
記憶力は悪くないと思います
私の場合は印象に残ったことや相手が意識していない言葉を忘れずに記憶していたりもします
「言った、言わない論争」だと割と強い方です
記憶できないというより、『忘れっぽい』というのが正しい気がします
ついさっき置いたスマホの場所がわからなくなったり、
頼まれていた仕事を忘れていたりなどがよくあります
私の経験から「記憶できない」ことの理由は以下があると考えています
・無意識で行動している場合に記憶として保存していない
・省エネのために無駄に記憶することを省いている
・自分にとって記憶する必要がないほどの重要度
「忘れる」ことは自己防衛本能だと大学の講義で学びました
多くのことを記憶しておくと精神が耐えられないためだそうです
そのため、「短期記憶」「長期記憶」でも印象の強いものを優先して残すことが研究でわかっているようです
まとめ
ADHDであることを自覚することは自分の価値を知るのに大きな手助けになると私は思います
ADHDはメディアでは悪い病気のように取り上げており、排他的です
確かにADHDは一般の人が平然とできることが苦手です
しかし、ADHDの特徴を活かすことができれば、大きな成果を残すことができます
実際に世の偉人たちはADHDであったと言われる人も数多くいます
社会はいつだって稀有な存在を許しません
出る杭を打つし、天才は凡人に殺されるし、多数決では少数派が必ず負けます
特殊な存在がいるとイレギュラーとして、自分の存在を脅かされる可能性があるからです
ADHDの疑いがある人やADHDで悩まされている人は大変だと思います
私自身かなり大変でした
というか今でも苦労していることが多いです
しかし、自信を持ってください
ADHDの隠されている且つわかりにくい能力を学べば、特別な存在になれると私は思います
「毒薬変じて薬となる」:はじめは害になっていたものが、一変して有益なものになることをいう。
同じ物でも、使い方によっては、毒にも薬にもなることにたとえる。
毒薬を上手く使って人生を有効に使いましょう!