1日の最後に読むのに丁度よい記事集

【人生の時間】時間の感じ方の違いについて

どうも管理人です
大人になるに連れて時間が早く過ぎていく感覚を感じたことはありませんか?
そう、玉手箱を開いたら急に老け込んでしまうあの感覚です

逆に子供の時は時間が経過するのが遅く感じたことはありませんか?
そう、とある部屋で1年修行しても1日しか経過していないようなあの感覚です

時間の感じ方に違和感を感じるのには理由があることがわかりました
1日があっという間に過ぎ去っていく感覚や1分1秒が遅く感じる感覚は気のせいではありません

時間の流れの感じ方は、
年齢を重ねるごとに低下していく「体の代謝」「好奇心」「日々の習慣」が密接に関係しているという研究結果が出ているそうです

時間認知の心理学

時間の流れる感覚が早く感じたり、遅く感じたりするのは主に3つの要因があるようです
【時間の感覚を変化させる要因】
1.代謝の高さ
2.興味の有無
3.習慣の有無
順に説明していきます

1.代謝の高さ

代謝とは「人が生きていくために必要となるエネルギーを生み出すための流れ」のこと
イメージで言うとNARUTOの「チャクラ」みたいなもんです
わからないなら、現実の例を紹介します

『代謝が高い状態』
酸素や栄養素を外部から取り込み、消化・吸収して高いエネルギーを生み出し、
不要になった老廃物を円滑に排出できる
例:元気ハツラツでよく食べ、よく寝て、よく動き、快便で少しの運動で汗がたくさん出る子供

『代謝が低い状態』
酸素や栄養素を外部から取り込み、消化・吸収しきれず低いエネルギーしか生み出せず、
不要になった老廃物が溜まりやすい
例:元気はあるが、仕事・仕事・仕事で運動・睡眠不足で食事も偏った栄養を取り、少し便秘気味で中々汗が出ない大人

代謝が高いと体内時計の進行が早く感じられるようです
体感では1時間過ぎたのに、実際は30分しか経過していないという現象が発生します
そのため、子供の頃の1日は実際より長く感じていた訳です

逆に代謝が低いと体内時計の信仰が遅く感じられるため、1日が短く感じてしまうようです
運動不足による細胞の活性化が弱かったり、血液がドロドロな大人に起きやすい現象と言えます
程よく、毎日運動をしていて、バランス良く食事をして、毎日快便なら1日が長く感じるようになるかと思います

2.興味の有無

興味とは「人の関心をそそる面白み」のことを言います
人は関心の高い物事に対して向き合っている時は時間が早く感じるようになるようです
理由は主に「集中力の質」によるものだと考えます
興味の高い物事には真剣な姿勢で取り組むため、集中力が増すと思います
集中力が増すと一つのことに没頭しやすい状態になるため、脳は他のことに意識を割かなくなります
サッカーを例にしますと
「ボールは友達!」と自己暗示するほどサッカーが好きで試合に参加したとします
試合中はサッカーに集中しているため、試合時間は気にすることができるけど、
今が1日の何時なのかを意識することはしないと思います
時間に対して注意を向ける回数が少なくなるほど、時間の経過を早く感じてしまうのかと思います
逆に白黒のパンダを見ても悪寒がするほどにサッカーが嫌いだった場合
試合に参加しても、プレイにあまり集中が向かず、サッカーとは関係のないことに意識が向いてしまいがちです
「走ってると疲れるし肺が苦しい」とか「可愛い子が応援に来ていないかな」とか「雲、高ぇー」など
違うことを考える時間が多い分、時間の経過を遅く感じてしまうのかと思います
このように、興味があるか・無いかで時間の感じ方が異なるようです
ちなみに、年齢が重ねていく度に「知的好奇心」が減っていくことが科学的わかっているそうです
そのため、知的好奇心が豊富な小さい頃や学生の頃は様々なことに興味があるため、
興味のある物事への集中が多く、時間が経つのが早く感じてしまう訳です
例:「友達とゲームしてたら、夕方になってた」「宅飲みしてたら、朝になったが?」
逆に、疲れ切って寝ること以外に興味がなくなっている社会人や
既に知的好奇心を奈落の底に落としてきた高齢者は1日がゆっくりに感じるはずです
例:「まだ15時か寝よ」「朝ごはん食べてまだ2時間しか過ぎてないのか」

3.習慣の有無

習慣とは「日常の決まりきった行い」のことです
日常的な仕事や家事など、いつもしている慣れたに取り組む時は時間が短く感じられます
これは、作業工程を既に覚えているため、作業を効率的にするため、無駄な注意や考える手間を省いています
脳は基本的に省エネで活動するため、既に慣れた作業を初めての作業のように進めるような下手はしません
家事を例にしますと
①朝ごはんの用意、②掃除、③洗濯、④ゴミ出し、⑤買い出し……etc
同じことを毎日習慣にすることで余計な手間を減らし、仕事を増やさないことで負担を減らすことができます
同じ工程をより効率的にすればするほど、取り組む時間も短縮され、作業時間が短く感じられるようになります
逆に初めて家事をした場合だと
何もかもが初めてで手間取ることが多くなると思います
作業工程なども無いため、効率化もなにもありません
このように、毎日同じような作業をしている場合は、作業自体に意識することが少なくなります
ちなみに、年齢を重ねる度に習慣化することが増えていきます
学校へ行く→授業を受ける→遊ぶ→夕飯→寝る
職場へ行く→仕事をする→一杯飲む→寝る
一定の習慣を作り出すことで、脳が省エネで活動できるようにしている訳です
同じ習慣を繰り返している限りは時間が短く感じると思います
逆に同じような習慣を止めて、新しいことに挑戦することで時間を長く感じるようにできると思います

まとめ

人は「代謝」「興味」「習慣」によって時間の感じ方が異なる
年齢や環境に影響されるため、時間の感じ方に違和感を感じたなら一度確認してみるといいと思います
【時間の流れが早く感じる方法】
・運動、食事、睡眠を適度に行い、”代謝“を上げる
・何事にも興味関心を持ち、”知的好奇心“を持って活動する
・新しいことに挑戦、または、創意工夫を習慣に取り入れて”慣れ“を少なくする
【時間の流れが遅く感じる方法】
・血圧を上げ、不健康な生活を続けることで、”代謝“を下げる
・何事にも興味を持たず、”知的好奇心“が無い状態で活動する
・毎日同じことの繰り返し、頭を一切使わない”習慣“を多くする
どちらが良い悪いという話ではなく、シンプルに上記のように感じやすいですよ
という話でした